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第46回日本伝統鍼灸学会学術大会および第27回日本刺絡学会学術大会

『針聞書』は、九州国立博物館が所蔵しており、2018年には成立450周年を迎えました。
これを記念して、同年11月24日と25日に茨木市の立命館大学大阪いばらきキャンパスで第46回日本伝統鍼灸学会学術大会が開催されました 。

この大会では、『針聞書』の完全覆刻版の刊行や、九州国立博物館から貸し出された『針聞書』本体や関連資料の展示などが行われました。
また、大会実行委員長であるハラノムシを発見した長野仁氏をはじめとする著名な学者による日本の妖怪文化や日本人の心性と腹の虫に関する講演やシンポジウムも催されました。

さらに、茨木市が後援する市民講座も企画され、絵本作家の茂利勝彦氏がハラノムシを描いた現代版の原画が展示されたり、中国古筝演奏家の伍芳氏によるライブ演奏が行われたりしました。
会場はハラノムシで彩られたバナーやポスターなどで飾られ、『針聞書』の世界観を楽しむことができました。

『針聞書』は、東洋医学や日本文化における重要な資料であり、茨木市鍼灸師会としても関心が高いものです。今回のイベントは『針聞書』を広く知ってもらう機会となりました。

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